12年第1号は大久保!神戸 関西ライバル対決を制す

[ 2012年3月11日 06:00 ]

<G大阪・神戸>前半17分、大久保(右)は2012年J1・1号の先制ゴールを決め喜ぶ

J1第1節 神戸3―2G大阪

(3月10日 万博)
 20年目を迎えたJ1が開幕、新生ヴィッセルがエースの2得点で快勝スタートだ。アウェーの万博でG大阪と対戦した神戸は、前半17分にFW大久保嘉人(29)の開幕初ゴールで先制。1点をリードした後半31分にはヘディングゴールを決めて勝利を呼び込んだ。今季にかけるストライカーの活躍で、関西のライバル対決を制した。

 オフの大補強が先制点を生んだ。前半17分、相手ゴール前でMF野沢が転倒しながらも必死でボールを蹴り出すと、相手GKをかすめながら転々としたところに大久保が詰めて楽々と左足でネットに蹴り込んだ。

 「今までで一番不安な開幕だったけど、スムーズにできた。きょうみたいにゴール前にいて入ればいい。いいスタートですね」。2012年のJリーグ初ゴールにして自身初の開幕戦ゴールを、安堵(あんど)の表情で振り返った。

 今季は元日本代表4人に加え、現代表DF伊野波も獲得しオフの目玉となった。中でも野沢と橋本が中盤に加入したことで、昨年まで司令塔役もこなしていたエースが相手ゴール前での仕事に専念できることになった。この日の先制点は、ストライカーにしかできないポジショニングで泥くさく奪ったもの。まさにオフの補強のたまものだった。

 2点目のシーンも鮮やかだった。後半31分、野沢のFKを茂木がヘディング。GKがはじいたところに猛然と突っ込んで今度は頭で決めた。

 キャプテンマークを巻いた背番号10の2ゴールはもちろんだが、3得点すべてに絡んだ野沢の存在も大きかった。特に2点目、3点目はその右足から繰り出されるセットプレーから生まれたものだった。

 「いつも通りにいいボールを蹴ろうと。みんなを信じていた」。常勝・鹿島を支えた背番号8は当然のように振り返ったが、和田監督は「去年2点だった(セットプレーからの得点)が、きょう1日で並んでしまいました」と喜んだ。連係面でいまだ課題を残しながらも、強豪G大阪から挙げた1勝がチームの雰囲気を変えるはず。ホーム開幕の札幌戦(17日)ではさらなる進化を見せつける。

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