楢崎好守備！名古屋　堅守で逃げ切った

＜名古屋・清水＞試合前、東日本大震災の犠牲者を悼み黙とうする清水と名古屋のイレブンら

Ｊ１第１節 名古屋１―０清水

（3月10日 豊田ス）
　名古屋は前半３２分にケネディが決めたＰＫの１点を守りきった。藤本らの負傷交代で攻め手を欠いたものの、ＧＫ楢崎の好セーブなど堅守でしのいだ。

　前半終了間際にＧＫ楢崎が右手一本でシュートのコースを変え、失点を防いだ。ＤＦ闘莉王、増川を中心に崩れず、後半途中のダニエル投入後は３バックにシフトして清水の反撃を抑え込んだ。楢崎は「勝つこと、勢いを付けることが大事。監督も難しかったと思うが、うまく戦えた」と喜んだ。

　ストイコビッチ監督は「ミーティングで今年の目標、どれだけ期待されているかを選手と確認し合えた。１―０でも勝ったのだから成功」とほほ笑んだ。

　清水は激しいプレスから前線のアレックスを中心に攻めたが、詰めが甘かった。