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V奪回へ自信漂うピクシー「しっかりやらないと、我々に勝てない」

[ 2012年3月9日 16:58 ]

J1開幕を控え、ミニゲームで調整する名古屋・玉田(左)

J1第1節 名古屋―清水

(3月10日 豊田ス)
 優勝候補の名古屋は9日、雨の中、豊田市のトヨタスポーツセンターで、ミニゲームなどでリラックスムード。約1時間調整し、2年ぶりの優勝を目指す初戦に備えた。

 セットプレーの確認を含め、練習は従来通り全て公開。5年目の指揮となるストイコビッチ監督は「タイトルに向かって戦うだけ。隠すことは何もない。ほかのチームはしっかりやらないと、われわれには勝てない」と継続性のあるチーム力に自信を漂わせた。

 2季連続得点王のFWケネディ、DF闘莉王、左足首痛のFW玉田も笑顔を交えながら汗を流した。玉田は「スタートに失敗した去年の教訓を生かさないと。自分もいいスタートを切りたい」。開幕から引き分け、黒星で出遅れた昨季は勝ち点1差で連覇を逃しただけに気合十分だ。

 今季初戦となった7日のアジア・チャンピオンズリーグは終了間際の失点で城南(韓国)と引き分けたが「リーグ前のいいテストになった」と監督。古巣の清水戦に臨むMF藤本は「1試合やっているのは大きい。周囲の期待も高いので応えられるようにしたい」と気持ちを高ぶらせた。

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2012年3月9日のニュース