沢体調不良で会場に現れず　ホテルで静養

アルガルベ杯決勝 日本３－４ドイツ

（3月7日 ファロ）
　ＭＦ沢穂希（３３＝ＩＮＡＣ神戸）は７日、米国戦に続いて決勝のドイツ戦も欠場。会場にも来なかった。日本協会の広報は「ホテルで静養しています。体調はだいぶ良くなっているようです」と説明した。

　佐々木監督が「風邪っぽい」と体調不良の症状を明かしており、同室の鮫島も「時間帯によると思うけれど良くなったり悪くなったりのようです」と証言。波はあるものの、快方には向かっているようだ。

　４日の練習以来、姿を見せていない沢は８日にチームとともにポルトガルのリスボンから成田着の航空機に乗り帰国する。ＩＮＡＣ神戸のなでしこ組は１１日の練習から合流予定だが、現段階で沢が参加するかについては「帰ってきてから体調を見て考えることになると思う」（同広報）としており未定。ブランクを考えると１５日に開催の日韓女子リーグチャンピオンシップ「ＩＮＡＣ神戸―高陽大教」（ホームズ）戦も欠場する見込みとなりそうだ。