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名古屋、痛恨のロスタイム失点…ホームでドロー

[ 2012年3月7日 20:57 ]

<名古屋・城南>試合終了間際、同点ゴールを決められ肩を落とすGK楢崎(右から2人目)ら名古屋イレブン

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は7日、各地で1次リーグの初戦を行い、G組の名古屋は名古屋市瑞穂陸上競技場で城南(韓国)と2―2で引き分けた。2―1とリードしながら後半ロスタイムに失点する悔いの残るゲームとなった。

 名古屋は前半、ボールを支配しつつも決定機をつくれず、無得点。城南のカウンターに何度かピンチもあったが、日本代表の守護神でもあるGK楢崎の好守などで無失点に切り抜け、0―0で折り返した。

 後半開始早々に相手ゴール前に攻め込みながら、GKハ・カンジンのロングフィードからFWエベルチーニョに先制ゴールを決められてしまったが、同13分に玉田が得たPKをケネディがきっちり右隅に決め、同点。さらに同28分には、同22分から途中出場のU―23日本代表FW永井が相手DFの裏に抜け出し、ヒールパス。これを金崎が決めて勝ち越した。

 しかし、試合終了間際にエベルチーニョに豪快なオーバーヘッドシュートで同点に追いつかれ、2012年最初の公式戦を白星で飾ることはできなかった。

 ▼名古屋・ストイコビッチ監督 最初の試合で、われわれにとっても相手にとってもタフな試合だった。引き分けは妥当な結果。最後の瞬間に失点したのは不運だが、これがサッカーだ。

 ▼城南・申台龍監督 勝てなかったのは残念。両チームとも攻撃的なサッカーを展開して、いい試合ができた。名古屋は考えていた通り、強く素晴らしいチームだった。

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