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佐々木監督の狙い通り「後半勝負と思っていた」

[ 2012年3月6日 01:10 ]

<日本―米国>後半、決勝ゴールを決めガッツポーズする高瀬(19)

アルガルベ杯1次リーグB組 日本1-0米国

(3月6日 ポルトガル・ファロ)
 試合前からなでしこにはピンチが訪れた。大黒柱の沢が体調不良で欠場。だが、なでしこたちはW杯女王の誇りを持って戦った。日本が初優勝した昨年の女子W杯決勝のPK勝ちは記録上、引き分けとなるため、米国から初勝利となった。佐々木監督は「後半勝負と思っていたので、よく決めてくれた」と戦いぶりをたたえた。

 決勝点をマークした高瀬は「前半から皆が体を張って守ってくれたので、決められて良かった。うれしいですけど、1点は1点。まだ決勝もあるので、その時も1点取れるように頑張りたい」と浮かれることなく、7日の決勝を見据えた。

 決勝点となったゴールをアシストするCKの主将の宮間も「うれしいけど、まだまだできる。次につなげたい。守備の部分でもっとやれる。コーナーキックを取った流れも良かったし(得点は)高瀬選手のおかげ」と語っていた。

 ▽スンダーゲ・米国代表監督の話 日本は女子W杯の時よりボール保持がよく、縦への推進力も増した。今後の女子サッカーの手本となるプレーをした。選手たちはスペースがなく、プレッシャーも受けて精神的に苦しかった。

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