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A代表デビューお預け…宮市 無念「何か変えられると」

[ 2012年3月1日 06:00 ]

<日本・ウズベキスタン>後半、宮市がアップに向かったが出番はなかった

W杯アジア3次予選グループC 日本0-1ウズベキスタン

(2月29日 豊田ス)
 悔しさは隠せなかった。注目された宮市の国際Aマッチデビューはお預けとなった。愛知県出身で凱旋試合だっただけに、19歳は「(出番が)いつでもいいように準備はしていた。監督が決めることなんで仕方ないけど、出たかったです」と苦笑いを浮かべた。

 ウオーミングアップをこなしながら戦況を分析していた。「相手(DFの)の裏が空いていた。(出場すれば)何かを変えられるんじゃないかと思っていた」。ウズベキスタン攻略のイメージを膨らませていた。それだけに無念の思いが募った。

 ただ、収穫はある。わずか3日間とはいえ合宿に参加し「代表でできる手応えはあった」と自信を深めた。欧州組にとっては宿命ともいえるハードな移動も経験。「体力的にきつかったけど、どういう状況でも結果を出すのが良い選手」と思いをあらためた。
 
 1日に渡英。3日にはプレミアリーグ首位のマンチェスターCとの一戦が控える。「まずはチーム(ボルトン)で結果を出す。それがここ(代表)へ戻ってくる近道になる」。もう一回り大きくなって、最終予選で救世主になる。

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