900戦メモリアル飾った!38歳ギグス 五輪意欲V弾

[ 2012年2月28日 06:00 ]

<ノーリッジ・マンチェスターU>900試合出場のメモリアルゲームを自身のゴールで飾ったマンチェスターUのギグス

プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド2-1ノーリッジ

(2月26日)
 マンチェスター・ユナイテッドは26日、ノーリッジを2―1で下して首位マンチェスター・シティーとの勝ち点2差を守った。38歳の元ウェールズ代表MFライアン・ギグスが後半ロスタイムに決勝点。今夏のロンドン五輪でオーバーエージ(24歳以上)枠での英国代表入りに意欲を示す中、クラブの公式戦出場900試合を劇的に飾って健在ぶりを見せつけた。
【順位表】

 土壇場でベテランが輝いた。左クロスに合わせてファーサイドに飛び込み、左アウトサイドで決勝点。ギグスがクラブ史上初の900試合出場を自ら祝った。

 「応援してきたクラブで900試合出場は特別だね。素晴らしい一日」

 17歳でデビューしてから22年目。かつての快足ウイングは経験を生かして守備的MFもこなすなど今季も公式戦24試合で4得点を記録する。ファーガソン監督は「私にとっては英国史上最高の選手だ。速さはなくなったが、緩急やバランス感覚を身につけた」と称賛。今月10日には来季終了まで契約を1年延長した。

 代表ではウェールズの一員として小国の悲哀を経験。W杯など主要国際大会の経験がないが、今夏はロンドン五輪が開催される。ギグスは「要請があれば検討する。監督に相談する必要はあるが、主要大会の経験がない自分には大きなプラス」と出場への意欲を隠さない。

 イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各地域で構成される英国だが、サッカーに関しては各協会が独立してFIFAに加盟。今回の五輪で結成が決まった英国代表に関してはイングランド以外が「協会の独立性が損なわれる可能性がある」と反対している。それでも選手が招集に応じる意向を示した場合は禁じる手段がなく、合同チームへの期待は高まっている。

 イングランドの若手が軸の英国代表にギグスやベッカムらが経験を注入すれば、地元開催で優勝候補に浮上するのは間違いない。U―23日本代表が出場に王手をかけた大舞台で、メダルの前に立ちはだかるのはウェールズの英雄かもしれない。

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