怒った!ザック監督 非公開練習の「情報漏えい」疑う

[ 2012年2月24日 06:00 ]

会見で、珍しく声を荒らげたザッケローニ監督

親善試合 日本―アイスランド

(2月24日 長居)
 日本代表は24日、アイスランド代表と対戦する。国内組で臨む12年の初戦を翌日に控えた23日、公式会見の席でアルベルト・ザッケローニ監督(58)が激怒した。非公開練習中に選手が負傷した情報が、報道陣に知れ渡っていたことが原因。この一戦に懸ける指揮官の意気込みの強さが浮き彫りとなった。

 ザッケローニ監督が珍しく声を荒らげた。非公開練習中に腰を痛めた岩政に関する質問が出たときだ。「逆に聞きたい。何で岩政がケガしたことを知ってるんだ!」。冷静な紳士が顔を紅潮させた。実は会見前に日本協会が岩政の負傷を発表していたが、それを知らなかったため情報漏れを疑い激怒したのだ。勘違いとはいえアイスランド戦を重要な試合と捉えていることを印象づけた。

 指揮官にとっては単なる親善試合ではない。目的の一つは最終予選に向けたジョーカー選びだ。会見では久保ら若手の初招集組の起用は否定したものの、その他の新戦力については「人生はいかにチャンスをものにするか。彼らにとってはあすがそのチャンス」と起用を示唆した。

 特に石川、田中、大久保にはサイドアタッカーとして期待をかけている。このポジションには香川をはじめタレントが豊富だが、負傷者が出ることも想定し底上げを図る。常にチームプレーを重視する指揮官が珍しく「あすはコレクティブ(集団での)なプレーというより、個人技を見るのが楽しみだ」と話した。石川、田中、大久保らの個人能力を見極める意向。「彼らは必要に応じ、代表に大きな力を貸してくれると信じている」。新たな切り札を探し出す。

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