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決意のゴール 原口それでも「まだ何も決まっていない」

[ 2012年2月23日 06:39 ]

<マレーシア・日本>後半10分にゴールを決めた原口
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五輪アジア最終予選C組 日本4-0マレーシア

(2月22日 クアラルンプール)
 昨年はA代表と二足のわらじを履いた原口。しかしザックジャパンの招集から漏れ、U―23日本代表のシリア戦のメンバーからも外された。

 だが、土俵際に追い詰められた関塚ジャパンから、昨年9月以来5カ月ぶりに声が掛かった。

 「きょうは必ずゴールを決めたいと思っていた」。決意の固さを表すように前半35分には粘ってボールをキープし、酒井の先制弾を引き出すと、後半10分には貴重な日本3点目。五輪切符を引き寄せる大量得点に結びつけた。

 それでも原口は言う。「まだ何も決まっていない。次も勝って、気持ち良く五輪出場を決めたい」。再び前を向いて歩き始めた原口が、関塚ジャパンの未来に光をもたらした。

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