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佐々木監督「同レベルなら経験のない選手を試したかった」

[ 2012年2月20日 17:36 ]

記者会見するサッカー女子日本代表の佐々木則夫監督
Photo By スポニチ

 アルガルベ杯(29日~3月7日=ポルトガル)の代表21人を発表したなでしこジャパンの佐々木監督。五輪イヤー初の対外試合を前に、落ち着いた表情で意気込みや狙いを述べた。

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 ―選手選考の狙いは。

 「欧州組は必ず招集して確認し、日本にいる選手は同レベルなら経験のない選手を試したかった。外れた選手も4月に試合があるし、今回で終わりでないと伝えてある」

 ―京川選出の理由は。

 「攻守に積極的に関われ、それを継続できるスタミナがある。粗さはあるが、失敗を怖がらずに仕掛けるのがよかった」

 ―今大会の目的は。

 「自分たちがやるべきことを積み上げて、その結果、優勝するだけの力があれば素晴らしい。相手が研究してくる中で、いい点も悪い点も確認するにはいい機会だ」

 ―試したいことは。

 「陣形をコンパクトにして、流れの中で守備的MFとセンターバック、サイドハーフとサイドバックが入れ替わるようなこともできるようにしたいし、できる選手がいると判断している」

 ―W杯女王として臨む大会になるが。

 「周囲がそう感じてやってくるかもしれないが、僕たちは五輪を目指してやっていきたい。勝つことばかりではなく、自分たちの狙いがおろそかになってはいけない」

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2012年2月20日のニュース