Ｕ－２３代表　大津は合流できず…川崎Ｆの登里を追加招集

練習する永井（手前中央）らサッカーＵ―２３日本代表

　日本サッカー協会は１９日、Ｕ―２３（２３歳以下）による男子のロンドン五輪アジア最終予選Ｃ組で第５戦のマレーシア戦（２２日・クアラルンプール）に臨む日本代表に追加招集したＦＷ大津（ボルシアＭＧ）が合流できなくなったと発表した。所属クラブにけが人が出たためで、代わってＭＦ登里（川崎）を招集する。２０日にシンガポール入りする予定。

　チームは１９日、事前合宿地のシンガポールで２日目の練習を行い、部分的に非公開として調整。公開された中では守備陣がミドルシュートに取り組み、チーム全体に得点への意欲がうかがえた。

　大津の合流断念を受け、関塚監督は「前に進むしかない。マレーシアに勝って日本に帰る」と話した。

　５大会連続９度目の五輪出場を目指す日本は、Ｃ組首位のシリアと勝ち点、得失点差で並ぶが、総得点で１点下回って２位。Ｃ組１位になれば五輪出場権を獲得し、２位はプレーオフに回る。