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清武 最新機器で復帰目指す「できることは何でもやろうということ」

[ 2012年2月7日 08:13 ]

 最先端医療で開幕のピッチに立つ――。左腓腹(ひふく)筋挫傷で離脱しているC大阪のU-23日本代表MF清武弘嗣(22)が、まずは大阪市内で高気圧カプセルなどの医療機器を使い回復を目指すことになった。

 チームは6日、大阪国際空港からキャンプ地の宮崎へ出発。だが、4日に全治6週間と診断結果が下されたエースの姿はそこになかった。クラブ関係者は「日本にあまりない治療の機械が大阪で見つかった。開幕に間に合わせるために、できることは何でもやろうということになった」と説明した。

 3日間は大阪市内の病院で治療を続け、その後に宮崎で待つチームに合流する予定。ただ、隣県の大分にも同様の医療器があるようで、自身の故郷でリハビリを続ける計画もある。

 その施設には高気圧カプセルに加え、超音波や微弱電流といった最新鋭の機器も備わっているという。3月10日に迎える鳥栖とのリーグ開幕戦まで約1カ月。ソアレス新監督も「現時点では難しい状況だが、開幕に出られるような回復を期待している」と復活を願う。初タイトルを目指すC大阪の初陣に、今季から背番号8を背負う清武が超回復で間に合わせる。

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2012年2月7日のニュース