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異例 小倉会長 攻撃陣再編厳命!U―23「得点を取れる布陣を準備して」

[ 2012年2月7日 06:00 ]

日本サッカー協会の小倉純二会長が関塚ジャパンの“メンバー再編”を厳命した

 日本サッカー協会の小倉純二会長(73)が6日、関塚ジャパンの“メンバー再編”を厳命した。

 最終予選の残り2試合を終えても得失点差、総得点の攻防となる可能性が高いだけに、関塚ジャパンは攻撃重視の布陣への変更を迫られた。

 崖っ縁に立たされた関塚ジャパンに対し、日本協会のトップが動いた。終了間際の失点で悪夢のような敗北を喫した直後。小倉会長は携帯電話を握りしめた。メールに「次は得点を取れる布陣を準備してください」と打ち込み、送信ボタンを押した。送り先はU―23日本代表に同行している原博実技術委員長。現場の強化責任者に対し、攻撃陣の再編を厳命した。

 協会トップが選手の編成に口を挟むのは極めて異例。だが、事態はそれほどひっ迫している。

 シリアとは勝ち点、得失点差で並んでいるが、総得点差で首位を譲った。最終予選の残り2戦、ゴール数が明暗を分ける可能性が高い。清武は左足の負傷、シリア戦で先発した山崎は左腕骨折と離脱者続出の攻撃陣。原委員長は引き続き、宇佐美(バイエルンM)、指宿(セビリア・アトレチコ)、大津(ボルシアMG)らの欧州組の招集を打診する方針だが、その指令にも今まで以上に本腰を入れる必要が出てきた。

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