山崎　左腕から落下し病院直行…清武に続き中盤が

＜Ｕ２３シリア代表・Ｕ２３日本代表＞前半、山崎が負傷し山口（左）がベンチにバツサインを送る

ロンドン五輪アジア最終予選Ｃ組 日本１－２シリア

（2月5日 ヨルダン・アンマン）
　攻撃的ＭＦにまた負傷者が出た。最終予選で初めて先発起用されたＭＦ山崎亮平（２２＝磐田）が前半１５分に左腕を負傷。相手選手と空中戦で競り合った際にバランスを崩し、左手からピッチに落ちる形となった。左肘付近を押さえながら苦もんの表情を浮かべ、担架に乗せられたまま退場。ハーフタイムに左腕を三角きんでつった姿で救急車に乗り込み、精密検査と治療のために病院に搬送された。

　同代表は既にＭＦ清武が左ふくらはぎを痛めて離脱。全治６週間と診断されて２２日のアウェー・マレーシア戦の欠場が決定し、３月１４日のバーレーン戦（国立）も厳しい状況だ。山崎が骨折となれば、清武に続く長期離脱は必至。関塚ジャパンにとっては大きな痛手で、２列目に海外組を含めた新たな選手を招集する必要に迫られそうだ。