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シリア戦前日会見 関塚監督「ピッチ状態は予想以上に悪い」

[ 2012年2月4日 20:03 ]

シリア戦を控え記者会見する関塚監督

 U―23によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選で、C組の日本は5日午後2時5分(日本時間同9時5分)からヨルダンのアンマンでシリアとの第4戦に臨む。4日、日本チームは試合会場で最初の15分以外は非公開で公式練習を行った。公開された冒頭部分ではピッチの状態を入念に確認した。

 練習前の記者会見で、関塚監督は「この一戦の持つ意味は、両チームにとって大きい」と話し、主将のMF山村(鹿島)は「勝つことで予選通過に一歩近づく」と勝ち点3の獲得を誓った。
 5大会連続9度目の五輪出場を目指す日本は勝ち点9のC組首位で、シリアは同6の2位につける。日本は勝てば五輪に前進するが、敗れれば2位に後退する。シリアの国内情勢が不安定なため、試合は隣国ヨルダンで行われる。
 最終予選は12チームが3組に分かれて争い、各組1位が五輪出場権を獲得。各組2位はプレーオフに回る。

 ▽関塚隆・U―23日本代表監督の話 ピッチ状態は予想以上に悪かった。そこでどういう戦いが必要になるか、選手の判断が大事になる。勝てるチームになってきたと確信している。

 ▽ジャタル・U―23シリア代表監督の話 準備はできた。勝ち点3を狙う。いい試合をすることが、シリアのためになる。スマはけがで(所属クラブの)最近の2試合を欠場している。(共同)

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