清武ダウン…38度台の発熱でグアム入り見合わせ

[ 2012年1月16日 06:00 ]

発熱で合宿地グアム入りを遅らせた清武

 清武がいきなりダウンした。U―23日本代表候補は15日に合宿地グアムに入ったが、前日から体調不良を訴えていたMF清武弘嗣(22=C大阪)は発熱のため出発を見合わせた。千葉県内の病院で受けたインフルエンザ検査の結果は陰性で、熱が下がり次第合流する見通しだが、2月5日のロンドン五輪アジア最終予選第4戦シリア戦(ヨルダン)に向けた調整に遅れが生じることになった。

 エースが発熱ダウンした。関係者の話を総合すると、MF清武は前日14日、成田市内の宿舎に到着後から体調不良を訴えていた。選手は2人部屋を利用したが、38度台の高熱があったため、1人だけ隔離された。

 一夜明けたこの日に受けたインフルエンザ検査の結果は陰性だった。正式な診断は公表されていない。インフルエンザに感染した場合、10日間以上合流できない可能性もあった。最悪の事態は免れたものの熱が完全に下がらなかったため、グアムに移動したチームを離脱し出発を遅らせた。

 関塚監督は「ホテルに集合した後、発熱が分かった。(15日に)病院でチェックして、インフルエンザではないと聞いているが」と心配そうな表情を浮かべた。前日一緒に宿舎入りしたMF東も「(ホテル到着時は)全然普通だった。久しぶりだったので残念。心配はいらないと思いますけど」と困惑していた。

 2月5日のシリア戦、同22日のマレーシア戦の五輪最終予選アウェー2試合はロンドン行きの切符獲得に向けた正念場だ。清武は昨年9月の同予選初戦マレーシア戦以来の招集。エース不在だった昨年11月の同予選バーレーン戦、シリア戦はFW大津の活躍もあり2連勝したが、攻撃の組み立てで苦しんだ。A代表でも実績を残している清武に指揮官は「A代表で吸収したことをプラスアルファしてもらえれば」と期待を寄せる。それだけに初日からの離脱は大きな誤算。チームづくりに影響を与えるのは必至だ。

 またグアム合宿には、高温多湿下での試合が想定されるマレーシア戦に備えて、暑い気候の中で汗腺を活性化させる暑熱対策の意味合いもある。合流が遅れれば清武自身のコンディショニングに大きなマイナスとなる。

 「熱が下がり次第合流できると聞いている」と言う関塚監督は祈るような心境だろう。エースの回復と合流が待たれる。

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