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過去10敗2分けのアウェー 浦和にとって“34分の1”ではない開幕戦 

[ 2012年1月13日 07:53 ]

ペトロヴィッチ新監督は古巣と顔合わせ

 20年目を迎えるJ1リーグ戦の開幕戦9試合のカードが12日、明らかになった。覇権奪回を目指す浦和は3月10日に広島とアウェーで激突する。

 浦和にとって開幕戦はシーズン全体の“34分の1”の試合ではない。昨季は神戸に0―1で敗れ、史上初の4年連続開幕戦零敗を喫した。さらにアウェーの開幕戦となると、過去10敗2分けと一度も勝利のない鬼門だ。近年はことごとくスタートダッシュに失敗しており、それが低迷の一因ともなっている。

 昨季も残留圏ぎりぎりの15位に終わっただけにクラブ創設20周年のメモリアルイヤーの今季、復活にかける意気込みはすさまじい。オフの補強も積極的で槙野のほかにも神戸からFWポポの獲得に成功した。さらにイングランド2部レスターから日本代表MF阿部の復帰も濃厚。黄金時代さながらの活気を見せている。橋本社長は今月中に強化部の編成に手を加えることも明言。チームの改革元年と位置付け、再建に力を注いでいる。

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