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G大阪 開幕戦は神戸との関西勢対決!過酷な日程続く…

[ 2012年1月13日 06:00 ]

 20年目を迎えるJ1開幕カードが12日、分かった。昨シーズン3位のG大阪は開幕戦(3月10、11日)で神戸とホーム・万博競技場で対戦する。さらに翌週の第2節にはライバル・C大阪とアウェーで対戦予定。直後にはACL1次リーグのアウェー・アデレード戦(3月20日)も控えるなど、開幕直後から正念場を迎えることになった。

 復権を目指すG大阪がいきなりのハードスケジュールを強いられる。2012年最初の公式戦はACL1次リーグ。3月6日、浦項(韓国)とチョンブリ(タイ)の勝者とホームで対戦するが、本当の過酷な戦いはその直後から始まる。

 まずJ開幕戦(3月11日濃厚)で当たる可能性が高いのが神戸だ。同じ関西勢というだけでなく、今季は因縁マッチの様相を見せている。DF高木に加え、ガンバ黄金期を支えたMF橋本までもミナト神戸に新天地を求めた。昨年までのチームメート同士が火花を散らす一戦は大きな注目を集めそうだ。

 さらに第2節(3月17日)は、数々の熱い戦いを繰り広げてきたライバル・C大阪とアウェー長居で対戦することが濃厚。“リアル大阪”を決める1戦はただの1試合以上の重みがあるだけに、テンションもMAXで臨む必要がある。

 苦悩はまだ終わらない。その直後に待つのがACL1次リーグ・アデレード戦(3月20日)。オーストラリアでのアウェー戦に備えるためには、ダービーを終えて家路につくことも許されない。試合を終えた足で関空に向かい、10時間を超える長距離フライトを経て、中2日で戦うことになる。

 西野体制に終わりを告げた今季、セホーン新監督と呂比須ヘッドコーチを迎えた。しかし体制が変わっても、常勝ガンバに求められるのは優勝の2文字。過酷な3月を乗り切って最後に頂点に立つ。

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2012年1月13日のニュース