元フランス代表ＦＷカントナ氏　大統領選出馬に意欲　住宅整備が争点

　サッカーの元世界的スター選手、エリック・カントナ氏（４５）が、４月のフランス大統領選に向けて出馬に必要な自治体首長５００人分の署名を集め始めたことが分かった。１０日付リベラシオン紙が伝えた。

　同紙によると、カントナ氏は「（貧しい人々のための）住宅整備を大統領選の主要争点にしたい」と表明。首長に宛てた書簡でも「５００人分の署名が集まれば（住宅難に）苦しむ人々への連帯のメッセージとなる」と述べているが、出馬については明言しなかった。

　カントナ氏は９２～９７年にイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドに所属。５年間で４回のリーグ制覇に貢献し「キング・エリック」と呼ばれた。