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女子クラブW杯構想に拍車…田口氏「発展のきっかけに」

[ 2012年1月11日 06:00 ]

FIFA2011年間表彰式

 沢が女子選手の頂点を極めたことで、日本女子サッカー界はさらに世界に目を向けた動きを加速させる。

 なでしこリーグの田口専務理事は「今回の受賞をさらなる発展のきっかけにしたい。女子のクラブW杯やアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)など、世界レベルのステージが必要。日本が中心となり、そういった動きをつくることも視野に入れている」とのプランを明かした。

 イメージしているのは女子の欧州CLのような国際大会。同専務理事は「他国のクラブ同士が戦うことはレベルアップに欠かせない。大陸間を超えた大きな大会になればスポンサーもつく」とした上で「3月のアルガルベ杯(ポルトガル)で、各国の女子部の幹部に働きかけたい。これからは“沢がプレーするなでしこリーグ”というアプローチもできる」と直接交渉に乗り出す考えだ。

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2012年1月11日のニュース