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日本語で堂々スピーチ 沢 トロフィーは「すごく重かった」

[ 2012年1月10日 08:14 ]

国際サッカー連盟の女子世界年間最優秀選手に選ばれた日本代表の沢穂希選手

 9日夜、スイスのチューリヒの国際会議場で行われた国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式。なでしこジャパンの主将、沢穂希選手(33)は「日本人らしさを出せる」と淡い水色の振り袖姿で晴れの舞台に臨んだ。受賞が発表されると、戸惑ったように少し口をすぼめた。「実感が湧かない」。周囲に祝福されてやっと笑みを浮かべた。

 スピーチで壇上に上がったときは「走った後くらい心臓がばくばくして、汗もすごくかいていた」という。それでもきりっとした表情で「この賞を糧に日々精進していきたい」と日本語で堂々とあいさつした。

 金色に輝くトロフィーは「すごく重かった。自分が代表になってからの18年間や今まで女子サッカーを支えてくれた人、先輩たちの重みが詰まっていた」と実感を込めた。日本の女子サッカーを支えてきた存在らしく「日本の選手でも最優秀選手になれるという夢を子どもたちに与えられたことが大きい」と喜んだ。(共同)

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2012年1月10日のニュース