×

反町新監督 就任会見で抱負「松本山雅の土台つくる」

[ 2012年1月8日 06:00 ]

チームフラッグの前で、ガッチリ手を合わせる山雅の(左から)大月社長、反町新監督、加藤GM

 北京五輪男子代表監督で、今季からJ2入りする松本山雅の監督に就任した反町康治氏(47)が7日、長野県松本市内のホテルで会見。「しっかりと地に足をつけて、チームの土台をつくっていきたい」と抱負を語った。

 反町氏は北京五輪後の09年にJ2湘南の監督に就任。チームをJ1昇格へと導いたが、1年でJ2に降格。昨季もJ1復帰を果たせず、シーズン終了後に退任を表明していた。

 6日には新潟、湘南などで苦楽をともにしたブラジル人のエルシオ新フィジカルコーチらとのスタッフ会議を済ませ、17日のチーム始動から指揮を執る予定。反町新監督はチームの印象について「多くのサポーター、会社としての“熱”を持っている。選手のポテンシャルもある」と評価。ほかにJ1クラブからの誘いもあったというが「自分の挑戦として、あえて山雅を選んだ」と明かした。

 契約期間は2年。前任の加藤善之監督はJリーグで指揮を執るのに必要な公認S級コーチの資格を持っておらず、ゼネラルマネジャーに就任した。松本山雅は練習中に倒れて昨年8月に急逝した元日本代表DFの松田直樹さんが所属していた。

続きを表示

2012年1月8日のニュース