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「諦めない心出せた」尚志、PK戦制し初の8強

[ 2012年1月3日 18:19 ]

PK戦を制し、駆けだす尚志イレブン。後方は敗れた桐光学園イレブン

全国高校サッカー選手権3回戦 尚志3―3 PK4―2桐光学園

(1月3日 ニッパ球)
 尚志は桐光学園とのPK戦を制し、初のベスト8入りを決めた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で、新入生の入部辞退者が出るなど「いつ解散してもおかしくはなかった」(仲村監督)という苦難を乗り越えた集大成の舞台。同監督は「諦めない心を出せた」と選手の頑張りに目を細めた。

 2度のリードを生かせず、2―2の後半24分には勝ち越し点を許した。しかし、同33分に皿良のパスを受けた後藤が左足で決めて同点。PK戦では2人が失敗した相手に対し、4人が連続で成功した。皿良は「(地元を)勇気づけると言っても、結果を出さないと勇気づけられない」とさらなる高みを見据えた。

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2012年1月3日のニュース