誓った俊輔先輩超え　ＦＷ三荷が復活２発

＜米子北・桐光学園＞後半８分、三荷がヘッドで勝ち越しゴールを決める

全国高校サッカー選手権第３日 桐光学園５―１米子北

（1月2日 等々力）
　桐光学園のＦＷ三荷が復活の２得点でチームを５大会ぶりの１６強へ導いた。１―１の後半８分、さらに３―１の同２５分にダメ押しとなる２点目を決めた。

　夏に右膝内側じん帯を損傷。約１カ月戦線を離脱し県大会でもベンチを温める日々が続いたが、今大会に入り調子が上向きこれで２戦連発。「しっかり優勝して超えたい」と元日本代表ＭＦ中村俊輔を擁して準優勝を飾った９６年のチーム超えを宣言した。

　▼米子北・城市徳之監督　自分たちのサッカーができなかった。良いときは劣勢もはねのけることができるが、悪いときの自分たちが出た。交代をちゅうちょして選手に迷惑をかけた。自分のミスです。