置き土産はACL切符…今野“FC東京ラスト”で千金同点弾

[ 2012年1月3日 06:00 ]

<FC東京・京都>試合終了の瞬間、ベンチから駆け寄るイレブンと抱き合って喜ぶ今野(右)

天皇杯決勝 FC東京4―2京都

(1月1日 国立)
 来季からJ1に昇格するFC東京が1日、天皇杯決勝でJ2京都を4―2で下し、史上初のJ2と天皇杯の2冠を達成した。来季はG大阪移籍が決定的な主将の日本代表DF今野泰幸(28)が同点弾を決め、有終の美を飾った。FC東京はクラブ初のACL出場権を獲得。3月3日のゼロックス・スーパー杯(国立)でJ1王者・柏と対戦する。

 激動の一年を乗り越え、DF今野が有終の美を飾った。京都との元日決戦。先制された2分後、自らのヘッド弾で同点とすると、その後は攻守に圧倒。史上初のJ2、天皇杯の2冠を達成した。「試合前から、トロフィーを上げてやるんだと思っていた。最高に気持ち良かった」。万感の思いを抱き、両手で天高く天皇杯を掲げた。

 この一戦がFC東京でのラストマッチとなる。試合後「今は何も言えない。近々発表があると思う」と明言は避けたが、近日中にもG大阪移籍が発表の見通しだ。チームへの愛着は強いが、自らのさらなる成長を考え去る決断を下した。決勝戦はFC東京の今野としての集大成。絶対に負けられなかった。

 J2で過ごした1年。主将を務め、学んだことも多い。「以前は自分のパフォーマンスさえ良ければ良かった。でも今では周囲に意見できる。主将をやって良かった」。置き土産として残したのはACL出場権。横浜からFW渡辺、MF長谷川、磐田からDF加賀の獲得が近日中にも発表の予定。東京VのMF河野の獲得にも動いている。来季の青赤軍団はJ1、そしてアジアを舞台に大暴れする。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2012年1月3日のニュース