大事なところでイメージやぶった！森重「アイデア出して取り組んだ結果」

天皇杯決勝 ＦＣ東京４－２京都

（1月1日 国立）
　ＦＣ東京の森重が１―１の前半３６分、見事な勝ち越し点を決めた。ＦＫを石川が軽く蹴ったところを右足でシュートすると、相手ＧＫの頭上を越えてから鋭く落ちてネットを揺らした。「自分のキックの質を考えて、枠に飛ばすことだけ意識していた」と冷静に振り返った。

　この１年の、セットプレーの練習の成果を示す得点でもあった。森重は「ＦＣ東京は、セットプレーを決められるイメージじゃなかったと思う。練習からみんなでアイデアを出して、取り組んできた結果が出て良かった」と満足感をにじませた。