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70歳誕生日を飾れず 落胆のマンU指揮官「がっかり 信じられない」

[ 2012年1月1日 09:29 ]

<マンチェスターU 2-3 ブラックバーン>落胆の表情でピッチを後にするマンチェスターUのファーガソン監督
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プレミアリーグ マンチェスターU2―3ブラックバーン

(12月31日 マンチェスター)
 前節首位マンチェスター・シティーと勝ち点で並んだマンチェスター・ユナイテッドが、ホームで最下位ブラックバーンにまさかの黒星を喫した。

 マンチェスターUは試合開始から攻勢に出るが、前半16分にPKを与えて先制を許す。圧倒的な力の差を見せるも、ブラックバーンの固い守備にゴールを奪えず前半を終える。

 この日70歳の誕生日をむかえたファーガソン監督は、後半開始からMFアンデルソンを投入し、右サイドバックで起用していたバレンシアを本来の右サイドハーフに移す。これが功を奏して、マンチェスターUは良いリズムで攻撃を仕掛ける。しかし、後半6分FWヤクブに1人でDF陣を突破されて、追加点を決められる。

 2点をリードされた直後にFWベルバトフが頭で1点を返し、後半17分には右サイドを突破したMFバレンシアのクロスに、再びベルバトフが決めて同点に追いつく。勢いを増したマンチェスターUが逆転するのは時間の問題かと思われたが、勝ち越したのはブラックバーン。

 後半35分、CKからGKデ・ヘアのミスもありボールが競り合いからこぼれると、DFハントリーに頭で押し込まれた。ファーガソン監督は18歳のFWキーンを投入し攻撃の枚数を増やしたが、得点を奪えずに2―3で敗れた。

 マンチェスターCに1―6で大敗して以来となるリーグ戦黒星で、翌日に試合を控えるマンチェスターCに対して、プレッシャーをかけることができなかった。

 ミスがかさなった失点、最下位相手のまさかの敗戦にファーガソン監督は「がっかりしている。信じられない」と落胆。次節は4日にアウェーでニューカッスルと対戦する。

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