×

岩手、宮城、福島の代表校が復興支援感謝の横断幕

[ 2011年12月30日 18:12 ]

第90回全国高校サッカー選手権の開会式で、東日本大震災の復興支援に感謝する横断幕を手に入場行進する宮城県代表の聖和学園イレブン

全国高校サッカー選手権

(12月30日 国立)
 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の代表校が、開会式の入場行進で復興支援に感謝する横断幕を掲げた。「震災復興支援に対し感謝いたします」などと書かれていた盛岡商の藤村主将は「自分たちが(いろいろな人の)思いを背負ってやっていかなきゃと思います」と神妙な表情で話した。

 震災で福島県郡山市の校舎や体育館の一部が半壊し、福島第1原発事故の影響も受けた尚志の三瓶主将は「今年は福島にとって異例の年。福島に勇気を与えるため、内容より結果にこだわっていきたい」と誓った。選手宣誓では奈良育英の山田主将も震災に触れ「人々は手を取り合い、助け合うことで前に進んでいきます」と訴えた。

続きを表示

2011年12月30日のニュース