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頭脳プレーも期待?東大出身FW久木田が松本山雅入り

[ 2011年12月28日 12:30 ]

 来季J2入りする松本山雅は27日、FW久木田(くきた)紳吾(23)、MF喜山康平(23)、DF吉田正樹(27)の3選手の入団を発表した。久木田は今季、東京大学から初のJリーグ(J2岡山)入りを果たし、注目を集めた逸材。来季の山雅は「頭脳プレー」も期待できそう?

 “赤門出身Jリーガー”が山雅にやってくる。

 喜山とともにファジアーノ岡山からレンタル移籍する久木田は、日本の最高学府・東大出身の異色プレーヤーだ。熊本県内屈指の進学校・熊本高から07年4月に東大教養学部理科2類に進学。その入学式で福島智教授の「誰も挑戦したことがないことほど価値がある」という祝辞に感銘を受け、卒業後のJリーグ入りを目指した。

 東大4年の昨年7月に岡山の練習に参加したところクラブから高評価を受け、入団が内定。昨年10月に特別指定選手としてプロデビューを果たした。球際の強さとスピードが売りで、今季はリーグ戦27試合に出場し4得点と実力の片りんを見せた。「サッカー選手として日々努力を続け、チームの力になれるように頑張ります。熱い応援よろしくお願いします」とメッセージを寄せた久木田。来季はその明せきな頭脳で山雅に新たな“ゴールの方程式”を構築してくれるかもしれない。

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2011年12月28日のニュース