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マリノスカップ 名古屋グランパスが初優勝

[ 2011年12月28日 06:00 ]

<マリノスカップ表彰式>優勝した名古屋グランパスは、(後方左から)横浜・小野、栗原と記念撮影を行う

F・マリノスカップU-10大会第3日

 順位別トーナメントが行われ各グループの1、2位による上位トーナメント決勝は名古屋グランパス(豊田市)が3―2でF・マリノス(横浜市)を破り、初優勝を飾った。表彰式は横浜のDF栗原勇蔵(28)とFW小野裕二(19)がプレゼンターを務めた。

 <名古屋グランパス>FW新玉がチームを優勝へと導いた。決勝で巧みな個人技から2得点。「ずっとゴールを意識した。うれしかった」と優秀選手に当たる「ベスト8」に選出されて胸を張った。予選リーグDグループを5戦全勝で首位通過。この日は準々決勝で川崎フロンターレ、準決勝でレジスタFCを連破し、決勝でも高い技術を披露した。佐賀洋司監督は「初めての関東遠征だったので優勝にはびっくり。いい経験になった」と笑顔を浮かべた。

 <F・マリノス>前身のF・マリノス新子安時代の第9回大会以来、10大会ぶり4度目の優勝はならなかった。準々決勝はF・マリノスSP、準決勝はF・マリノス追浜と“同門対決”を制して勝ち上がったが、あと一歩及ばす。それでも、山室俊介を中心に見事なプレーを見せたチームについて、田端悠監督は「選手は本当によくやってくれた」と話した。

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2011年12月28日のニュース