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日本代表 新ユニホーム発表!速乾性25%UPで中東対策OK

[ 2011年12月27日 06:00 ]

フォトセッションに応じるサッカー日本代表の選手たち

 新戦闘服で中東対策も万全だ。日本代表の新オフィシャルユニホームの記者発表会が26日、さいたま市内で行われ、男子日本代表、なでしこジャパン、フットサル日本代表の計18選手が出席した。

 「結束」を表現する縦の一本線が特徴の新ユニホームは、前モデルに比べて乾燥スピードが25%アップする日本独自の技術を採用しており、来年6月から始まる14年W杯ブラジル大会アジア最終予選では猛暑の中東で大きな効果を発揮しそうだ。

 来年6月から始まるW杯アジア最終予選では、新ユニホームが日本代表の“武器”になる。

 最終予選には10カ国が進むが、現在3次予選の突破圏にはイラン、ヨルダン、イラク、レバノン、サウジアラビア、カタールと中東勢が6カ国を占めており、日本がいずれかの国と同組になるのは確実。アウェーの中東特有の暑さの中でこそ新たな速乾性機能が大きな効果を発揮しそうで、日本協会の小倉会長は「6月から西(中東)で試合をするから、素材が新しくなっていいのでは」と期待を寄せる。

 新素材は名前に「ジャパン」が入っているように、日本で独自に開発されたもの。関係者は「アディダス社の契約チームの中で、採用されるのは日本だけ」と説明しており、日本にとって他国にはないアドバンテージといえる。

 新モデルのデザインコンセプトは「結束」。ユニホームの前面を真っすぐに貫く深紅のラインは結束を象徴し、襟元には「all win for japan(日本の勝利のためにすべてをかけろ。)」という結束のメッセージが刻まれている。MF香川が「僕らも結束して勝利のために頑張りたい」と決意を語れば、主将のMF長谷部(ボルフスブルク)は「日本中がひとつとなって14年W杯に向けて団結していきたい」。新たな戦闘服を身にまとい、ブラジルへの道を切り開く。

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