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松本山雅監督に反町氏が浮上!J昇格1年目の命運託す

[ 2011年12月27日 06:00 ]

J2湘南の監督を退任した反町康治氏

 J2昇格を決めた松本山雅が、今季限りでJ2湘南の監督を退任した反町康治氏(47)に来季の監督就任を要請したことが26日、明らかになった。

 悲願を果たした松本山雅だが、監督問題は当初からの課題だった。今年6月から監督を兼任し、昇格へと導いた加藤善之GM(47)はJリーグ指揮に必要なS級ライセンスを所持していないため、クラブでは昇格決定の前から次期監督選定に着手。Jリーグでの初代監督にふさわしい人物として、ともに元日本代表の名波浩氏(39)、清水ユース監督の大榎克己氏(46)らをリストアップした。だが、交渉はまとまらず、24日に湘南の天皇杯敗退が決まったことから反町氏に電撃アタックし、25日に初交渉。清水からヘッドコーチ就任のオファーも届いている同氏は現場へのこだわりが強い一方、親しい関係者には「しばらくゆっくりしたい」と“浪人”も示唆しており、08年北京五輪代表を率いた若き名将の決断が待たれることになった。

 監督問題について大月社長は「年内がメド」と話した。反町氏との交渉が不調に終わった場合は柴田峡コーチ(46)が監督に昇格することになりそうだ。

 

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2011年12月27日のニュース