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福島のサッカー少年50人 香川ら日本代表選手と交流

[ 2011年12月26日 18:16 ]

福島県の子供たちとサッカーのミニゲームをする香川真司選手

 東日本大震災で被災した福島県の小学生のサッカー選手50人が26日、さいたま市内で開かれた日本代表の新ユニホーム発表会に招待され、香川真司選手(ドルトムント)ら男女の日本代表選手とサッカー教室などで交流した。

 憧れの選手を前に緊張していた児童たちも、代表12人対小学生25人のゲームでは遠慮なくプレーし、選手が本気になる場面も。いわき市の水石FCの高野智京君(12)は「とても楽しかった。なでしこの熊谷(紗希)選手(フランクフルト)からボールを取れた。あすからまた頑張れそう」と喜んだ。

 中村憲剛選手(川崎)は「被災地の子とサッカーをするのも、僕らの役割。僕らも楽しめたし、よかった」と笑顔。東京電力福島第1原発事故で休部した東京電力でプレーしていた女子代表の鮫島彩選手(モンペリエ)は「親御さんから、応援していた、と声を掛けてもらってうれしかったし、私も楽しかった」と話した。

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2011年12月26日のニュース