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ブラインドサッカー代表 パラリンピック出場逃す

[ 2011年12月24日 18:22 ]

 仙台市で開かれている視覚障害者のブラインドサッカーアジア選手権大会で日本代表は24日、イランに0―2で敗れ、3位以下が確定、パラリンピック初出場を逃した。

 日本、中国、韓国、イランが出場した大会で、既にロンドン・パラリンピック出場を決めている中国を除いた3カ国でトップとなる必要があった。日本は1勝2敗となり、25日の3位決定戦を韓国と争う。中国との決勝に進んだイランがパラリンピックの出場権を得た。

 元気フィールド仙台(宮城野区)でのイラン戦は、前半を0―0で終えたものの、後半に2点を決められた。日本もチャンスをつくったが、決定力を欠いた。

 副キャプテンの黒田智成選手(33)は「パラリンピックを目指してスキルアップしてきたつもりだったが、力不足だった。ただ(東日本大震災の被災地である)仙台の人に最後まで諦めずにプレーする気持ちが届けられたのであれば、うれしい」と話した。

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2011年12月24日のニュース