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ゴン、小笠原らが仙台で慈善試合 香川&内田は副審で登場

[ 2011年12月23日 18:33 ]

復興支援の慈善試合でプレーする小笠原満男選手(右から2人目)ら

 日本プロサッカー選手会(JPFA)は23日、東日本大震災の復興支援のため仙台市のユアテックスタジアム仙台で慈善試合を行い、無料招待された約1万4000人の観衆が元日本代表で盛岡市出身の小笠原満男(鹿島)らの華麗なプレーに大歓声を送った。

 試合は中山雅史(札幌)や松井大輔(ディジョン)が出場したJAPANスターズが、小笠原らの東北ドリームスに4―2で勝った。被災地慰問などに取り組んでいる小笠原は「きょうは第一歩。岩手、福島、茨城、いろんな場所でやりたい」と思いを述べた。

 所属クラブから出場の許可が出なかった欧州組の日本代表勢、香川真司(ドルトムント)と内田篤人(シャルケ)は、後半途中から副審として登場。観戦した宮城県立多賀城高の郡司慶君(17)は「ナイスファンサービスだった」と大喜びで、内田は「僕らのプレーを見て、楽しんでくれたらいい」と話した。

 開催に奔走したJPFAの藤田俊哉会長(千葉)は「サッカーの力で日本を元気にしたいという思いが実現した」と感慨に浸っていた。

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