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テリー 試合中の人種差別発言で起訴…法廷へ

[ 2011年12月22日 11:17 ]

 サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーに所属するDFテリーが21日、人種差別発言をしたとして起訴されることになった。現役のイングランド代表主将が来年2月1日に刑事事件で法廷に立つ前代未聞の事態だ。

 テリーは10月のクイーンズパークとのリーグ戦で対戦相手のファーディナンドに差別的な言葉を浴びせたとされる。問題の映像がインターネット上に投稿されて関心を集めていたが、調査した検察当局が「現実的に有罪と推測するのに十分な証拠がある」と発表した。

 テリーは当初から一貫して疑いを否定している。英メディアによると、31歳の屈強DFは「がっかりしている。汚名を一刻も早くそそぎたい」との声明を出した。

 チェルシーは22日に敵地でトットナムと対戦する。騒動を警戒するトットナムは会場警備員に頭部カメラを装着させて厳戒態勢で臨む方針だ。(共同)

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2011年12月22日のニュース