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メッシ 2年ぶり頂点へエース対決で返り討ちだ

[ 2011年12月18日 06:00 ]

バルセロナ練習でリラックスした表情で練習するメッシ(右)

クラブW杯決勝 バルセロナ―サントス

(12月17日 横浜国際)
 メッシがネイマールを返り討ちにする。バルセロナは17日に横浜市内で軽めの調整。冒頭15分を公開とし、約50分汗を流した。練習後の取材対応はなかったが、エースは宿舎でスペインのメディアに「サントスに勝つには、より完璧な試合を行わないと」と強調した。

 15日の準決勝アルサド戦は控え3選手が全4得点を叩き出して快勝。メッシはアシストを記録するなど存在感を示しながらゴールは奪えなかった。試合後は通過を義務づけられた取材ゾーンを通らず処分検討の可能性が報じられたが、実は体調不良を訴えていたという。しかし、クラブ関係者によれば状態は回復している。「若くていい選手」と注目してきたネイマールとのエース対決に体調を整えてきた。

 グアルディオラ監督は「ネイマールをなるべく攻撃に関われないようにしたい」と発言。マンマークこそ否定したが、MFガンソらと並んで警戒した。今夏にはRマドリードなどとネイマール争奪戦に参戦し、将来的に獲得を狙う逸材だけに実力は把握。メッシの輝きがネイマールを上回れば、バルセロナが2年ぶりの頂点に立つ。

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2011年12月18日のニュース