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長友初ヘッドで2戦連発!恩師との会話が復活のヒントに

[ 2011年12月15日 06:00 ]

<ジェノア・インテル>後半22分、アルバレスの右クロスに長友(左)が飛び込み、決勝ゴールを決める

セリエA第11節 インテル・ミラノ1―0ジェノア

(12月13日 ジェノバ)
 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(25)が2戦連発となる決勝点を決めた。

 左サイドバックで先発すると、後半22分、DFの背後から走り込んでジャンプ。アルバレスのクロスに頭を合わせた。「彼(アルバレス)の左足ならあそこに来るだろうと。信じて飛び込んだ結果です」。自身は7月に右肩を脱臼しチームは低迷。そんな中、今月初旬テレビ解説で渡欧したFC東京時代の恩師・城福浩氏(50)と再会。「いろんな話をして僕自身きっかけをつかめた」という。

 セリエA移籍後4点目だが頭での得点は初。小兵の鮮やかなヘディング弾を地元紙も称賛。ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「かつて戦争が終わったことを信じずに戦い続けた日本兵がいた。ここには1メートル70という身長でヘッドを決めた日本人がいた」と表現。7・5点の最高評価をつけた。次戦は18日に古巣チェゼーナと敵地で激突する。「思い出が詰まったスタジアムで暴れたい」と早くも武者震いした。

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2011年12月15日のニュース