バルサ メッシが2点演出!レアルを敵地で粉砕

[ 2011年12月12日 06:00 ]

バルセロナの主将プジョルが存在感を発揮し、チームメイトを鼓舞する

リーガ・エスパニョーラ バルセロナ3-1レアル・マドリード

(12月10日)
 バルセロナは10日、敵地で行われたレアル・マドリード戦を3―1で制し、消化が1試合多い状況ながら得失点差で暫定首位に浮上した。開始22秒で失点も、FWリオネル・メッシ(24)が2得点に絡んで逆転勝利。アジア王者アルサド(カタール)と15日の準決勝(横浜国際)で対戦するトヨタ・クラブW杯へ弾みをつけた。

 反撃はメッシのドリブルから始まった。1点を追う前半30分、自陣でボールを持つと前を向いて加速。20メートルの間に相手3人と競り合いながら前線に絶妙のパスを通し、サンチェスの同点弾を演出した。2―1の後半21分はドリブルで相手選手を引きつけ、ダメ押し弾の起点。エースが輝いた。

 「いい結果を得ることが重要。残りのシーズンに弾みがつく」と背番号10が今季の分岐点になり得る試合と位置づけていた大一番。敗れれば消化が1試合多い状況で首位レアルとの勝ち点差が6に広がり、4連覇が危うくなりかねない状況で立ち上がりは最悪だった。最終ラインからボールをつなごうとしたGKバルデスが痛恨のパスミス。前線に残っていた相手MFディマリアにボールを預ける形となり、開始22秒で先制点を奪われた。

 ポゼッション重視でボールを大きく蹴らないスタイルが招いた失点だったが、それでも信念は揺るがなかった。4―3―3で試合を始めたが、中盤でのボールキープを意識した3―4―3に布陣を変更。バルデスはその後も最後方からボールをつなぎ、徐々にリズムをつかんだ。後半8分にはMFシャビのシュートが相手選手に当たって方向が変わる幸運な勝ち越し弾に恵まれたが、ボール支配率62%の戦いでレアルを圧倒。グアルディオラ監督は「ミスのあとも強い精神力と野心でスタイルを貫き、勇敢に戦った結果」と振り返った。

 リーグ戦10連勝を含む公式戦15連勝と勢いに乗っていた宿敵相手に不利とも言われ、先制されながら会心の逆転勝ち。MFセスク・ファブレガスが「クラブW杯へ大きな自信になった。楽しい旅になりそうだよ」と言えば、バルデスは「世界王者になるために日本に行く」と強調した。2年ぶりとなるクラブ世界一へ、最高の手応えを得た。

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