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磐田が狙う20歳FWは“メッシ級”のスター候補

[ 2011年12月10日 12:49 ]

 J1磐田がU―22韓国代表のFW白星東(ペクソンドン)(20、延世大)の獲得に動いていることが9日、分かった。白星東は中盤もこなす攻撃的な選手で、韓国の各年代別代表に選ばれてきた。今年7、8月にコロンビアで開催されたU―20W杯ではMFとして全4試合に先発出場、16強進出に貢献した。現在は“飛び級”でロンドン五輪アジア最終予選を戦うU―22代表に選ばれており、11月23日のカタール戦や、同27日のサウジアラビア戦でも先発出場するなど、主力として現在A組首位を走る韓国代表の原動力となっている。

 関係者によれば他のJクラブも興味を示しているという逸材。クラブ関係者は「どこのチームでも興味を持つようなレベルの高い選手。メッシのように、将来、韓国を背負って立つスーパースターになる可能性を持っている」と高く評価している。

 森下仁志新監督(39)が就任して8日に来季へ向けて練習を再開した磐田は、J2岐阜に期限付き移籍中のFW押谷祐樹(22)も復帰させる方針。白星東の獲得が実現すれば日本代表FW前田遼一(30)やU―22日本代表FW山崎亮平(22)らを筆頭にタレントを多く抱える前線、中盤のレギュラー争いは、さらにし烈を極めそうだ。

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2011年12月10日のニュース