×

褒められた「センスあるね」 札幌FW“上から小学生”に苦笑い

[ 2011年12月9日 12:54 ]

ミニゲームで子供たちと触れ合う近藤(右から2人目)と日高

 札幌のDF日高拓磨(28)、FW近藤祐介(27)が8日、「C―Smile北海道プロジェクト」の一環として札幌市西区の二十四軒小学校(大江美也子校長、全校児童428人)を訪問した。

 J1昇格決定の祝福ムードの中、児童とのミニゲームなどで交流。近藤は、越優希君(6年)から「FWとしてセンスがある」と無邪気な“上目線”で言われ「褒められるのはうれしい」と笑った。

 近藤自身、今季4度目の学校訪問。積極的に関わってきたのは理由がある。「こういうところから(試合を)見に来てくれる人も増える」。子どもたちが夢を持ち、努力する大切さを感じてもらうことはもちろんだが、同時に子どもたちを通して地域全体に応援してもらえるチームにしたいという思いは強い。「言葉にして話すのは難しい。プレーで見せるのが一番」と近藤。この日も汗をにじませながら、子どもたちの歓声を巻き起こした。

 最後に近藤は「J1ではみんなの応援が大事だし力になる。札幌を盛り上げていきましょう」。J1定着を目指す来季は、未来を担う子どもたちの声援の後押しを受けてゴールを量産する。

続きを表示

2011年12月9日のニュース