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清水 小野との交渉が難航…来季の去就白紙に

[ 2011年12月7日 06:00 ]

練習後にゴールを片付ける清水MF小野(前列左から2人目)

 元日本代表MF小野伸二(32)が6日、清水との交渉が難航していることを明らかにした。今季は26試合6得点ながら、清水側は40%ダウンの年俸6000万円を提示したもよう。残留を希望する小野だが、来季の去就は一転白紙になった。

 小野はこの日の契約更改交渉終了後「(提示額に)満足していない。このチームでやれればいいし、代理人との交渉で折り合いがつけばいいけど、来年ここでプレーするとは言い切れない」と険しい表情で話した。

 10年にドイツ・ボーフムから移籍した際に2年契約の総額2億円で契約。関係者の話を総合すると、今季規定の出場時間をクリアすれば3年目の来季は年俸据え置きで自動更新されることになっていた。しかし11月に左膝内側側副じん帯を損傷し、残り4戦を欠場して約60分、規定に足りなかった。とはいえ、あまりにも大きいダウン幅となった。

 今夏に欧州クラブが獲得を打診したほど、依然として小野への評価は高い。主将としてチームを引っ張った功績を含めた清水側の再評価と、今後の動向が注目される。

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2011年12月7日のニュース