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「市民の模範だった」前大統領もソクラテス氏へメッセージ

[ 2011年12月5日 09:09 ]

 サッカーの元ブラジル代表主将ソクラテス氏の死去を受けブラジルでは4日、ルラ前大統領が「市民の模範だった」と述べるなど、著名人らが医師免許も持つ往年の名選手の死を悼んだ。この日のサッカー全国選手権では試合前に1分間の黙とうがささげられた。

 サッカーファンで知られるがん治療中のルラ氏は「市民の模範で偉大な友人だった」と絶賛。ルセフ大統領も「ピッチの外でも気を抜かなかった」として、医師でコラムニストでもあったソクラテス氏を「市民のチャンピオン」とたたえた。

 サンパウロ郊外で開かれた葬儀には家族や友人のほか、最後の別れを告げようと多数のファンらが詰め掛けた。

 短文投稿サイト、ツイッターでは「悲しい日だ」と発信したジーコ元日本代表監督をはじめ、同国サッカー界から「安らかに眠ってほしい」(元代表ロナウド氏)などとするメッセージが続々と寄せられた。(共同)

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2011年12月5日のニュース