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西野監督白星締めも…強行出場の遠藤「有終の美を飾りたかった」

[ 2011年12月3日 17:34 ]

J1第34節 G大阪3―1清水

(12月3日 アウスタ)
 J1最終節の3日、3位G大阪はアウェーで清水と対戦し、3―1で逆転勝ち。勝ち点を70としたが首位柏に2差届かず、逆転優勝を逃した。今季限りで退任する西野監督にタイトルをプレゼントできず、日本代表MF遠藤は遠藤は練習で負傷した右膝をテーピングで固定して強行出場も「本当は優勝して、有終の美を飾りたかった」とガックリ。それでも最終戦を白星で締め、「きょうの結果だけでは満足」とサバサバと話した。

 先制したのは清水。前半9分、DF辻尾が右クロスを入れると、ゴール前で“和製アンリ”FW伊藤が相手DFに競り勝ってヘッドで叩き込んで先制点を挙げた。伊藤はJ1初ゴール。

 G大阪は同32分、FWイ・グノのゴールで同点に。カウンターから右クロスに反応してゴール前に抜け出すと、飛び出したGKをかわして左足でゴールに流し込んだ。7分後には左CKをファーサイドのイ・グノが頭で叩き込み、2―1と勝ち越した。

 後半7分にはイ・グノのドリブル突破から追加点。左サイドを駆け上がるとゴール前でフリーのMF二川にラストパスを送り、これを二川が右足で蹴り込んで試合を決定づけた。

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2011年12月3日のニュース