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G大阪・遠藤強行出場へ 西野監督「可能性を追求」

[ 2011年12月3日 06:00 ]

ミニゲームに参加し、パスを出す西野監督(中)

J1第34節 G大阪―清水

(12月3日 アウスタ)
 G大阪は首位・柏と勝ち点2差で最終戦を迎える。清水に勝って、なおかつ柏と2位・名古屋が引き分け以下になることが条件。今季限りでの退任が決まり、リーグ戦はこれが最後の指揮となる西野監督は「勝って可能性を追求するしかない。選手の集中度はかなり高い」と話した。

 2日前の練習で右膝を負傷したMF遠藤はこの日も別メニュー調整。ランニングと軽めのパスだけを行い「昨日よりは(状態が)良い。全てはあす決めたい」と話した。西野監督は「間違いなくスタートにいると思う」と先発起用を示唆したが、武器のプレースキックは回避せざるを得ない状況だ。FWラフィーニャは出場停止で、代役はFW平井が濃厚。台所事情は苦しい。それでも、指揮官は「(クラブW杯出場につなげ)1試合でも多くやりたい、また戻ってきたい思いだけが強い」と逆転優勝を諦めていない。

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2011年12月3日のニュース