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マンU「屈辱的な敗戦」 格下の2部チームに敗れる

[ 2011年12月1日 13:11 ]

<マンチェスターU1-2クリスタル・パレス>ベスト8敗退に落胆の表情で引きあげるマンチェスターUのファーガソン監督

 イングランド・リーグ杯準々決勝の1試合が30日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドが2部のクリスタル・パレスに敗れる波乱が起きた。

 FWルーニーら主力を温存したマンチェスターUは、格下相手もリズムにのれず前半を0-0で終える。後半に入っても得点を奪えないと、同21分にMFアンブローズの豪快なミドルシュートが左隅に突き刺さり、先制を許す。失点したわずか2分後に、FWマケダが獲得したPKを自ら決めて、マンチェスターUが同点に追いつく。

 その後、両チームともに勝ち越しの点が奪えないと、試合は1-1で延長戦に突入する。延長前半8分、左FKからFWマレーが頭で叩き込むと、クリスタル・パレスが再びリードする。後がなくなったマンチェスターUは攻勢に出るが、守備を崩すことができずに試合は終了した。

 チャンピオンシップ(2部)12位の格下に敗れたファーガソン監督は、「われわれにとっては屈辱的な敗戦となった」と語り、「申し訳ない気持ちでいっぱいだ」とファンに謝罪した。

 イングランド・リーグ杯は29日にリバプール、マンチェスター・シティー、カーディフの3チームが準決勝進出を決めており、対戦カードはリバプール対マンチェスターC、カーディフ対クリスタル・パレスとなった。準決勝はホーム&アウェー方式で第1戦は2012年1月9日開始週、第2戦は1月23日開始週に行われ、決勝は2月26日にウェンブリー・スタジアムで行われる。

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