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初Vも新人王もオレのもの!酒井 原口封じ誓った

[ 2011年12月1日 06:00 ]

 柏のDF酒井宏樹(21)がライバルを止めて優勝と個人タイトルを手にする。3日の浦和戦でマッチアップすることが濃厚なFW原口元気(20)について酒井は「(原口)元気は分かっていても止められない。元気がプレーしにくいと思うことをチーム全体でやっていきたい」と闘志を見せた。

 ライバルを止めれば初優勝と個人タイトルが近づく。酒井と原口は新人王に相当するベストヤングプレーヤー賞の有力候補。選手投票は終わっているが、表彰選手を決める選考委員会にはアピールできるだけに負けられない。

 5月のホーム戦(国立)では3―1で勝ったものの後半ロスタイムにマゾーラからのパスを足に当てながら止めきれずに原口にゴールを奪われ「後味が悪かった」と振り返る。「埼スタは初。国際(大会仕様の)スタジアムで優勝を決められるのはいいこと」と酒井。アウェーで雪辱を果たす構えだ。

 ▽ヤングベストプレーヤー賞 09年までの新人王から名称および表彰対象が変更され、昨年はG大阪MF宇佐美貴史(現バイエルンM)が“初代受賞者”に輝いた。新人王からの変更点は対象年齢がFIFAの基準に合わせて23歳以下から21歳以下に引き下げられたことで、大卒新人は対象外となった。J1で年間17試合以上に出場した選手が対象で、J1クラブの監督および選手の投票結果をもとに、選考委員会が決定する。

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2011年12月1日のニュース