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岡ちゃんどうする?浦和社長が直接交渉、中国クラブは“横やり”

[ 2011年12月1日 06:00 ]

 浦和が30日、来季監督就任のオファーを出している前日本代表監督の岡田武史氏(55)と交渉を行ったことが明らかになった。

 関係者によると、浦和の橋本光夫社長(62)が自ら出馬し、岡田氏と直接トップ会談。以前からクラブ幹部が水面下で接触していたものの、橋本社長が直接交渉を行うのは初めてで、アジア王者&世界3位からわずか4年で残留争いをするまでに落ち込んだ浦和の再建役を任せたいという熱意を伝えたとみられる。

 一方で、30日付の中国紙「京華時報」は、中国スーパーリーグの杭州緑城が今週末に岡田氏を杭州に招き、来季の監督就任について協議すると報じた。杭州緑城は今季8位に低迷。財政難のため、欧州や南米から人材を連れて来る力はないとされ、日本や韓国から探すうちに岡田氏が最有力候補として浮上したという。

 同紙は140万ドル(約1億900万円)とされる岡田氏の年俸を杭州緑城が出せるかどうかを疑問視しているが、報道が事実とすれば浦和に“横やり”が入った格好。3チームからオファーがあることを明かしている岡田氏の決断が注目される。

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2011年12月1日のニュース