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“号泣”ベラミーが2アシスト!自殺したウェールズ代表監督にささげる勝利

[ 2011年11月30日 13:15 ]

<チェルシー0-2リバプール>全得点をアシストしたリバプールのFWベラミー(右)

イングランド・リーグ杯 リバプール2―0チェルシー

(11月29日)
 イングランド・リーグ杯準々決勝の3試合が29日に行われ、リバプールはアウェーでチェルシーを2―0で下した。

 試合開始前、27日に自殺したウェールズ代表のガリー・スピード監督への黙祷が行われると、同監督を師と仰いでいた同国代表のリバプールFWベラミーはピッチ上で号泣した。27日のリーグ戦(対マンチェスター・シティー)にはショックから欠場したベラミーだったが、この試合では全得点をアシストする活躍でチームを勝利に導いた。

 後半13分、スルーパスに右サイドを突破したベラミーは、ゴール前へのクロスでMFロドリゲスの先制点をアシストする。2点目のアシストは後半18分、左サイドFKをDFケリーの頭に合わせた。ベラミーの絶妙な2つのキックで、リバプールが準決勝進出を決めた。チェルシーは20日のリーグ戦に続いて、ホームでリバプールに敗れた。

 FW宮市亮が所属するアーセナルはホームでマンチェスター・シティーに0―1で敗れた。アーセナルはエースFWファン・ペルシーを温存した影響もあり決定力に欠けた一方、マンチェスターCは前半途中から投入したFWアグエロが決勝弾を決めた。左足首を痛めている宮市はベンチ入りしなかった。

 もう1試合は、2部のカーディフが1部ブラックバーンを2―0で下した。準々決勝のもう1試合、マンチェスター・ユナイテッド対クリスタル・パレスは30日に行われる。

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